当サイトの全てのコンテンツ(文字、音、静止画、動画、ソフトウェアプログラム、コード等の総称(投稿情報を含む))は無断転載禁止です。
All contents of this site (general term for text, sound, still images, video, software programs, code, etc., including posted information) may not be reproduced without permission.
RED INDIANS ROCK GERONIMO。
はい。
HARDCORE目GUSTUNK亜目GERONIMO科アパッチ族ハオコゼ属です。(嘘です)。
なんでなのかというと、”頭そびえ立つぜ モヒカン”だからです。
群れたりもせず、孤高の戦士。
怒りが込み上げてくると(こなくても)。モヒカン(本当は背鰭)。を逆立てます。
しかも棘には毒をもっており、みんな全身に違ったTATOOを入れています。
唐辛子がよく似合う。
とまぁ、”何言ってんだコイツは”と思った人も多いかと思いますが、今回はハオコゼの話。
※知ってる人がいたら嬉しい。
孤高の戦士。ハオコゼ。
ハオコゼと聞くと皆さんはどんなことを思い出しますか?。
外道。
邪魔。
毒魚。
危ない。
小さい。
食えんの?。
知らん。
etc..
と散々な言われようですが、本当はとっても美しい魚なんです。
目に入る縦のラインや背中のスポット。何気にゴージャス。
ホバリングというよりは、浮き上がって静止して沈むような泳ぎ方をする魚です。
頭そびえ立つぜ モヒカン。
派手な鰭を持った魚は他のオコゼ類やミノカサゴのようなのもいますが、こと頭部付け根から突き出すモヒカンの形状についてはこのハオコゼの右に出る魚はいないと思います。
また、体全体のカラーリング。背鰭以外の真っ赤なヒレの色彩。どれをとってもアパッチ族にしか見えません。
よく見ると目までうっすら赤いんですよ。
10cmにも満たない魚ですが、どうしてこうなった?感満載。
生息地も日本近海その他と東洋のいきもの。に相応しい環境に生きており、海面から比較的近いところで生活しているため、非常に人の目に触れる機会があると思いますが、いかんせん、毒棘のおかげで不人気。
小さいくせによく釣れてしまう、鰭にある毒針で痛い思いをする(から危ない)。
ということでよく観察されることもなく、リリースされているのでは?と思ったり。(必要ないのであればちゃんと海に返しましょう)。
実際に針を外すときなどは暴れてしまうと思うので、刺されるなどあるかもしれませんが、本来は非常におとなしい魚です。
思うに、みんなが危ないと言ってしまうことでせっかくの触れ合える機会を逃しているのではないでしょうか?。
やってみれば色々よくわかるのにな。勿体無い。
とはいえ、実際に刺されると痛いと思うのですが・・。※私は刺されたことがないのでわかりません。
で、飼育は非常に手間がかからない魚です。餌も活発に捕食しているわけではないですが、いつも元気に泳いでいます。
普段は物陰に隠れていることが多く、狭い場所が大好きで、よくマメスキマーの隙間に入り込んで出られなくなったりしています。
そんな姿もいとおかし。
とまぁ、海へ出かけるといつも姿を見せてくれる、自分にとっては癒しの魚の一つです。
戦え”GERONIMO”。
ありきたりの魚に見えますが、自分にとっては非常に”そそる”んです。
もし、出会える機会があったら、できるだけ刺激しないで観察してみてください。
モザイク状の体色や真っ赤な鰭。とても愛嬌のある顔。サークルに縁取られた緋色の目と他の魚とは一線を画す姿を見ることができると思います。
心優しく本当に怒ったときに戦うハオコゼは私にとって”GERONIMO”
自己防衛のためには”FIGHT! FIGHT! FIGHT! FIGHT! FIREー!”。なのです。
意地悪する人間は毒棘でFIRE!してあげれば良いと思います。
それと。
実は食べると美味しい魚ですが、その話はまた別の機会で。ということで、今回は、ちょっと視点を変えてみました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
また見てね!(おわり)。
参考楽曲: ”GERONIMO” GUSTUNK 1986
コメント